【事例紹介】県外の相手に対し、不倫の慰謝料を請求した事例
【事件の概要】
奥様との間で不貞行為をしていた相手方に対して、慰謝料を請求したいと依頼された事件。
発覚した不貞期間は1~2カ月と短かったものの、奥様は不貞行為の相手方の子を妊娠し、堕児に至ったという事案。
離婚には至らなかったものの、相手方に対しては請求を行いたいということで依頼。
【弁護士の関与】
速やかに相手方に対して損害賠償を求める訴訟を行いました。
相手方が県外であったこと、相手方から聞き取っていた住所等が間違っていたこと等から、訴状の送達に関しては少し手間取りましたが、結果的には県内にて訴訟を提起したにも関わらず、相手方が応訴してきたため、特段大きな費用がかからずに訴訟手続きが進行しました。
【参考判例】
判例タイムズNo.1278,
不貞慰謝料請求事件に関する実務上の諸問題/安西二郎 による慰謝料判例集
【解決】
請求金額400万円 → 120万円を一括で支払い、奥様に対する求償権は相手方において行使しないという内容にて和解成立。
【解決に要した時間】
依頼から和解成立まで約9カ月